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冊子/リーフレット小線源療法の治療を受けた患者様インタビュー【12】

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11.治療後4年を振り返って

前立腺がん治療をされた患者Bさん平成23年6月17日、退院され4年1ヶ月経過されましたBさんに現在の様子をインタビューいたしました。

Q)お久しぶりですね、お元気そうですがまだ泌尿器科に通院されているのですか?
A)はい、体調はいいですよ。経過観察していただくため、半年に1度外来受診しています。PSA値を調べてもらっていますが、とても低く安定しているので心配ないそうです。
8ページにPSA値推移を示してます)

Q)排尿は問題ないですか?
A)痛みもないし特に気になることはありません。

Q)シード線源がずっと前立腺に残ったままですが、何か気になりますか?
A)入っていることすら忘れるくらい違和感はないし、重さも全く感じません。

Q)旅行とか外出の際困ったことありましたか?
A)何にも問題はありませんでした。空港の金属探知機も全然関係ありませんでした。

Q)今まで何か気になることありましたか?
A)他の病気でCT検査を受けた時に、2個のシード線源が前立腺から離れた部位にあると分かりましたが、先生から心配ないと言われています。

Q)この治療を他の方にも勧められますか?
A)保険が利き、切らないし、入院は数日だし、また治療後もこんなに安心してられるし、回りの友人・知人に宣伝していますよ。ただ、どこでも受けられる治療ではないそうですね。

前立腺がん治療をされた患者さまに関するコメントする先生主治医(橋根 勝義先生)のコメント

平成19年5月にヨウ素125密封小線源治療を受けられて、約4年が経過しました。PSA値は順調に低下し、現在は0.1ng/ml以下まで低下しています。治療後も血尿や直腸出血など不快な症状は全く出現せずに、通常の生活が送られていると聞いています。時折、尿意切迫(我慢が出来なくなる)があるようですがそれもすぐに消失するようです。現在4ヶ月毎に受診してもらっていますが、5年目以降は6ヶ月毎になる予定ですので、今以上に快適な生活が送れると思われます。

前立腺がん小線源治療|四国癌センター 橋根勝義先生

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