冊子/リーフレット小線源療法の治療を受けた患者様インタビュー【8】
7.退院後の受診頻度とPSA値推移について
治療する前は、ホルモン注射により前立腺を小さくする目的もあり3ヶ月に一度受診していました。治療直後は3ヶ月に一度の受診でしたが、治療30ヶ月後からは半年に一度の受診となり経過を診ていただいています。5年経過した現在のPSA値は0.041ng/mlです。
AさんのPSA値推移(退院後5年間)
ご本人の承諾のもと、岩手医科大学泌尿器科より資料の提供を受けています。
治療後1年間は1ヶ月ごとに外来受診、それ以後2~3ヶ月ごとに受診していましたが、4年経過して4ヶ月ごとの受診となりました。PSAもその都度調べていただき、今は0.069ng/mlです。
BさんのPSA値推移(退院後4年間)
ご本人承諾のもと、四国がんセンター泌尿器科より資料の提供を受けています。
退院後の経過観察について
定期的な受診と検査
シード線源から放射線が出続ける期間は約1年間です。このため、1年以内は必ず治療を受けた病院にて定期的に受診し血液検査等を受けてください。
シード線源が出てきたら
もし、シード線源が体から出てきた場合、素手で触らずにスプーン等にて拾い回収容器に入れて、治療を受けた病院にご持参ください。
他の病気の検査
シード線源がCT検査、MRI検査、X線検査に影響することはありません。