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ブルークローバー・キャンペーンブルークローバー通信Vol.18-1【1】

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もっと知ってほしい 前立腺がんのこと

ブルークローバー・キャンペーン2014 前立腺がん啓発活動リポート(1)

 ブルークローバー・キャンペーンは、前立腺がんの早期発見・適切治療を推進し、日々進化する治療の最新情報を伝える取り組みを続けています。
 その活動の一環として、毎年秋には複数の医療機関と協力し、無料PSA検査の提供のほか、前立腺がんの基本的知識を広く発信する活動を展開。年を追うごとにその協力医療機関数を増やし、キャンペーンのメーンメッセージである「前立腺がんの早期発見・適切治療」の大切さを、全国に浸透させています。

9/15(月・祝)札幌医科大学 敬老の日企画 市民公開講座

●昨年よりも規模を広げて 充実の講演内容に満足

札幌医科大学で行われた前立腺がん市民公開講座の様子当日は、札幌市内はもちろん小樽市や室蘭市、喜茂別町など遠方からの参加も。約250人の参加者を集め、昨年以上の規模で行われました。
 舛森直哉先生(札幌医科大学泌尿器科教授)司会の市民公開講座では、岩澤晶彦先生(岩澤クリニック院長)の「前立腺肥大症と前立腺がんの違い」から始まり、鈴木伸和先生(ていね泌尿器科理事長)による「前立腺がんから命を守るための第一歩」、北村寛先生(札幌医科大学泌尿器科講師)の「ここまで来た低侵襲手術」、堀正和先生(札幌医科大学放射線治療科助教)の「切らずに治す放射線治療」、佐藤嘉一先生(三樹会病院副院長)の「よく効く薬物療法」、伊藤直樹先生(NTT東日本札幌病院泌尿器科部長)の「前立腺がんの骨転移治療」。総勢6人の専門医から、病態~診断~治療まで、前立腺がんのすべてをわかりやすく講演いただきました。一つの講演が終わるごとに、司会の舛森先生から総括のコメントもあり、参加者からは「具体的で参考になった」「理解しやすかった」といった意見が寄せられました。
 昨年は定員を大幅に超える申し込みがあり、100人以上の参加希望者が選に漏れたことから、今年はより広い会場を用意。結果、申込者全員の参加がかない、みな一様に満足した表情で会場をあとにしました。

9/17(水)~24(水)古作クリニック【協力施設】

●3施設で啓発活動 その浸透を実感

古作クリニックで行われた前立腺がん啓発活動の様子 期間中、古作クリニックでは本院/東分院/玉村分院の外来3会場にポスターを展示し、PSA検査の意義や、前立腺がんの診断と治療について啓発活動を行いました。またブルークローバー・キャンペーンのパンフレットを患者さんおよびそのご家族を中心に配布。主に前立腺がんの対象となる50歳以上の男性だけでなく、今年は特にそのご家族(妻/子/孫)にも前立腺がんについて知ってもらいたいとの思いから、積極的に声をかけての配布を心がけました。
 問い合わせに対しては、泌尿器科専門医師が直接回答したほか、電話での治療についての質問にも適宜回答。特にPSA検査に関する質問は、以前のような漠然とした質問(例:PSA検査で他のがんもわかるのか?)から、年々質問内容が具体化してきているといえます(例:PSAは年1回しか調べなくて大丈夫なのか?)。自分のPSA値を把握している人も増え、啓発活動の中身が、一般に浸透してきていることを実感した今年のキャンペーンでした。

10/4(土)東京都済生会中央病院 オープンホスピタルディ
PSAスクリーニングキャンペーン

●参加者の反応も上々 初参加に手応え

 今回が初参加となった東京都済生会中央病院。担当者は「キャンペーンを通して、前立腺がんの正しい知識と定期的な検診の大切さを理解してもらい、同時に当院を知ってもらうきっかけとなれば」と開催の背景を話します。イベント告知時から反響は上々。特に50歳以上男性が対象の無料PSA検査は、申し込み開始当初からかなりの問い合わせがあり、予想を上回る早さで予定人数が埋まったとのことです。当日も、午後1時の受け付け開始時にはすでに参加者の列ができており、イベントに対する関心の高さをうかがわせます。
 市民公開講座の特別講演は117人が参加。長田浩彦先生(泌尿器科医長)による「前立腺がんってどんな病気?PSAって何ですか?」と題した話に続き、無料PSA検査、尿失禁のための骨盤底筋体操、さらに健康測定(体成分測定、骨の健康測定)を実施。前立腺がん以外の分野にも及んだ内容で、会は終始和やかな雰囲気で進みました。イベント終了後は「大変有意義な企画なので継続してほしい」(60歳男性)、「先生のお話は大変参考になる」(80代女性)など、好意的な声が多数。「初参加でしたが、参加者からの評判も大変良かった。これからも継続して行っていきたい」と担当者も手応えを感じていました。

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