冊子/リーフレット小線源療法の治療を受けた患者様インタビュー【13】
12.ヨウ素125シード線源の挿入手順(例)
手順1 準備
- 治療室にて仰臥位(ぎょうがい)の姿勢をとり、両脚は器具を用いて高くします。
- 腰椎麻酔、場合により全身麻酔がかけられます。
手順2 前立腺撮像
- 目安のため尿道にカテーテルを入れます。
- 肛門から超音波装置の探触子(プローブ)を挿入し、前立腺の下方まで進めます。
- プローブから出る超音波で前立腺を立体的に撮像します。
手順3 針の刺入
- 治療計画装置(コンピュータ)にてシード線源の挿入位置・数量が決定されます。
- 決定された位置にシード線源を正確に導く針(ニードル)を肛門の上より前立腺内に刺入します。
- 針の本数は前立腺の大きさ、シード線源数に左右され約20本~25本前後です。
手順4 シードの挿入
・シード線源入りカートリッジを専用の挿入装置(アプリケータ)にセットします。
・アプリケータを針(ニードル)に接続し、アプリケータの操作でシード線源を1つ1つ前立腺内に挿入します。
挿入するシード線源は50~100個程です。
手順5 確認
- シード線源の挿入が完了した後、その位置・数量の確認のためレントゲン撮影をします。
実際の手順につきましては、ご担当の医師にご確認ください。