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冊子/リーフレット前立腺がん小線源療法のガイドブック【5】

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5.永久挿入密封小線源療法の詳細

2種類のアプローチ法

永久挿入密封小線源療法のアプローチは、「プリプラン」法と「リアルタイム」法がある。 日本では主に「プリプラン」法が取り入れられているが、 この治療を10年以上前から始めた米国では両アプローチがほぼ同じ比率で行われている。 両アプローチの違いは、いつ「治療計画(シードの配置、放射線量の分布等)」を作成するかである。

特徴 プリプラン リアルタイム
治療計画の作成時期 シード線源埋め込み時の約1ヶ月前 シード線源埋め込み時

埋め込み前

小線源療法で埋め込むシード線源の大きさは、米粒程度

シード線源の埋め込みを行う前に、血液検査、胸部X線撮影など、通常の術前検査が行われる。 また、前立腺の大きさ、形、位置を確認するために、超音波検査が行われる。 この検査結果から、必要なシード線源の数を決定する(通常は60~120)。

埋め込むシード線源の大きさは、米粒程度。

処置の概要

小線源療法で埋め込むシード線源の大きさは、米粒程度

永久挿入密封小線源療法による平均治療時間は、1時間から1時間半程度である。 治療計画を完成し、必要な箇所にシード線源を配置できるように、シード線源を埋め込む直前に、もう一度前立腺の超音波画像を撮影する。
処置中に痛みを生じないように、脊椎麻酔または全身麻酔を行う。 処置中、前立腺をモニターに表示し、医師が各シード線源の配置を確認できるよう、直腸に超音波プローブを入れる。陰嚢と直腸の間の皮膚から針を挿入し、シード線源を前立腺に埋め込む。

シード線源挿入模式図

小線源療法で埋め込むシード線源挿入模式図

X線にて確認されるシード線源

シード線源の埋め込みが完了した時点で、医師はX線モニターでシード線源が正しく配置されていることを確認する。

埋め込みを完了したシード線源をX線で確認埋め込みを完了したシード線源をX線モニターで確認

埋め込み後

小線源療法の処置後は、医師より具体的な指示や注意を受ける

処置後は管理区域とした病室に移動し、少なくとも1日以上の入院をする。 医師より具体的な指示や注意を受け、場合によっては抗生物質が処方されることもある。
処置後2、3日は、激しい運動を避けるよう指示されるが、数日で日常生活を再開できる。

<監修>京都府立医科大学大学院医学研究科
泌尿器外科学教室
教授 三木 恒治 先生

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