前立腺がんの患者様、ご家族の皆様へ

前立腺がん治療・小線源療法|ブラキ・サポート

伝えたいこと高リスク前立腺がんの治療法別成績【1】

高リスク前立腺がんの治療成績について

高リスクの前立腺がんは、手術や通常の外部照射、小線源療法(ブラキ治療)単独治療では、再発率が高く難治性であることがこれまでの報告でわかっています。高リスク前立腺がんの治療結果と、優れた治療効果を示すトリモダリティ治療法について説明します。

高リスク:治療後10年の時点で各治療法の再発率

(1)小線源療法(ブラキ治療)と外部照射の併用療法にホルモン療法
 (これをトリモダリティ療法と呼びます)で15%(PSA非再発率85%)

(2)小線源療法(ブラキ治療)と外部照射の併用療法で30%(PSA非再発率70%)

(3)外部照射で50%(PSA非再発率50%)

(4)手術(前立腺全摘出術)で60%(PSA非再発率40%)

となっています。

下記のグラフは、高リスクの前立腺がんの治療法別成績を示しています。
グラフの見方
参照:「前立腺がんの治療について

高リスクの前立腺がん治療法別成績グラフ

Grimm, P, et al., BJUI, vol .109 (s) pg. 22-29, Feb2012 欧米主要施設での治療別データより一部改変
外部照射のデータは3D-CRTもしくはIMRTで線量は72~81Gy

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