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冊子/リーフレット小線源療法の治療を受けた患者様インタビュー【11】


10.治療後5年を振り返って

前立腺がん治療をされた患者Aさん平成23年7月19日、退院され5年1ヶ月経過されましたAさんに現在の様子をインタビューいたしました。

Q)東日本大震災は大変だったと思いますが、お元気な様子を拝見して安心いたしました。顔色がよろしいようですが、最近いかがですか?
A)3月11日は大変な思いをしましたが、幸い被害も少なく皆無事でした。その後に岩手医大泌尿器科外来を受診していますが、PSA値もずっと低いままなので安心しています。
8ページにPSA値推移を示してます)

Q)排尿は問題ないですか?
A)前から前立腺肥大症のため、夜4~5回ほどトイレに行きますが、気になりません。

Q)シード線源がずっと前立腺に残ったままですが、何か気になりますか?
A)何にも気になることはありません。入っている感じもしません。オシッコと一緒に流れてきたこともないです。

Q)旅行とか外出の際困ったことありましたか?
A)どこに行っても困ったことなどありません。

Q)今まで何か気になることありましたか?
A)全く何もありません。

Q)この治療を他の方にも勧められますか?
A)治療後すぐに元の生活に戻れ、普通に仕事ができる。これほど優れた治療はないでしょう。何週間も通院する放射線治療もありますが、仕事を持っていては無理です。何人も紹介しましたよ。

前立腺がん治療をされた患者さまに関するコメントする先生1主治医(丹治 進先生)のコメント

Aさんの診察は3年目からは年2回としており、平成23年6月7日に丁度5年目の診察で来院されました。76歳になられましたが大変お元気で、仕事に益々邁進されているご様子でした。PSA値のみで治療効果をチェックしていますが、上昇傾向はなく今後も治療効果が持続し、追加治療も必要ないことが十分期待されます。2年目より排尿改善薬の服用も中止し、頻尿傾向があるため国際前立腺症状スコア(IPSS)は15点前後とやや高めで推移していますが、残尿は毎回ほぼ0ccです。直腸障害などの他の有害事象も全くなく、「今まで通り半年後に仙台から盛岡まで高速バスを使って伺う」と快活におっしゃられました。

前立腺がん小線源治療|岩手医科大学附属病院 丹治進先生

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