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ブルークローバー・キャンペーンブルークローバー通信Vol.13


着実に地域に根付く「予防医療」の意識
前立腺がんの啓発も「美心祭」開催リポート

2006年の発足以来、前立腺がんの「早期発見・適切治療の大切さ」を広く発信しているブルークローバー・キャンペーン。その活動を全面的に支援している「医療法人 社団美心会 黒沢病院附属ヘルスパーククリニック」で、恒例の「美心祭」が行われました。

楽しみながら学ぶ健康と予防の知識

前立腺がんの啓発も行われた「美心祭」開催の様子 好天に恵まれた5月26日の開催当日。ブルークローバー通信vol.1/vol.7でもお伝えしているとおり「美心祭」は、群馬県高崎市の中居、矢中地区をはじめ近隣住民の間ですっかり定着しているイベントです。「予防医療の重要性を伝え、健康管理に役立つこと」を趣旨とするように、今年もテーマ別(尿漏れ/尿管結石/アレルギー/口腔[こうくう]ケアなど)に設定された医師による講演は、来場者が健康についての知識を得る絶好の機会に。中でも脂肪肝の無料超音波診断や、話題のピロリ菌除去についての講演は、特に来場者の関心をひいているようでした。開会のスピーチに立った黒澤功理事長は「お祭りを楽しみながら、健康や予防についてもしっかり学んでいただき、1年寿命を延ばして、また来年の美心祭も元気にお越しください!」とメッセージ。さまざまな疾病に対する「予防医療」を推進する同院の思いが浸透したイベントは、約3,000人が訪れるにぎわいを見せました。

前立腺がん啓発に欠かせない 女性の視点

前立腺がんやPSA検査に関する講演をされる先生方 ブルークローバー・キャンペーンを強力にサポートする同院。美心祭でも、前立腺がんやPSA検査に関する講義や体験の充実ぶりが目をひきます。同院長の山中英壽先生や熊坂文成先生による講演(NPO前立腺がん検診推進ネットワーク・ブルークローバー・キャンペーン運営委員会共催)では、前立腺がんの早期発見に役立つPSA検査の有用性などを伝えるレクチャーが3回に分けて行われ、各回ともに聴講者であふれます。

前立腺がんの早期発見に役立つPSA検査実施中の夫を見守る妻の様子 「女性にも知ってほしい前立腺がんのお話」という講演タイトルが設定されたように、前立腺がん予防によいとされる食材やレシピ提案、さらにPSA検査を「P(パパ)S(生活)A(安心)」と紹介するなど、男性特有の前立腺がんといえども、彼らを支える「女性の存在」を切り口のひとつに話題が展開されました。昨年、黒澤理事長や山中院長が中心となり設立した「NPO前立腺がん検診推進ネットワーク」には3人の女性理事が加わったことからも、前立腺がん啓発における女性目線の大切さがわかります。

「女性にも知ってほしい前立腺がんのお話」という講演タイトル例年通り、希望者には無料PSA検査も実施。充実した設備により、その日のうちに検査結果がわかるとあり、男性聴講者の多くが希望しました。中には、妻にうながされて受診を申し出る男性の姿もありました。受診者の一人は「こういう機会があれば、積極的に受けています。早めに見つけて対処するのが一番ですね」と感想を話します。
 医療をより身近に感じてもらい、検査や治療への不安を払しょくし、疾患の早期発見・治療につなげることを目的に、21回目の開催となった美心祭。同院の思いは回を重ねるごとに、地域住民の意識に浸透しています。

 

高崎駅でPSA検査受診と美心祭の開催を呼びかけ

 5月17日にはNPO前立腺がん検診推進ネットワークのスタッフと黒沢病院スタッフのみなさんが、朝の高崎駅構内で、前立腺がんの早期発見と美心祭開催を呼びかける資料を配布。平日の通勤時間帯ということで、中高年の男性に「前立腺がんのキャンペーン」である旨を告げながら資料を渡すと、興味を持って受け取ってくれる人が多く、反応は上々。準備した資料200部は、開始から20分で配布が完了するほどでした。

前立腺がんの早期発見と美心祭開催を呼びかける資料を配布

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