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第11回 全国シニア(50歳以上)サッカー大会で情報提供
「前立腺がんの早期発見・適切治療の大切さ」を発信するブルークローバー・キャンペーンは、6月30日~7月2日に大阪府堺市で開催された「第11回 全国シニア(50歳以上)サッカー大会(主催:公益財団法人 日本サッカー協会)」で情報提供。昨年に続き、50歳以上の男性およびその家族を中心に、キャンペーン趣旨ならびにPSA検査受診を呼びかけました。
会場となった「J-GREEN 堺(堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンター)」は、サッカーをはじめとするスポーツ・レクリエーション活動の振興を図るスポーツ施設。天然芝フィールド5面、人工芝フィールド9面、その他屋根付きのフットサルフィールドやクラブハウス、宿泊施設までを備え、サッカー日本代表チームの合宿も行われます。まさに日本最大級の施設規模を誇るフィールドには、全国の予選を勝ち抜いた16チームが集結。「全国シニアサッカー大会」ということで、登録メンバーはすべて50歳以上で構成されます。
昨年の第10回大会(詳細はブルークローバー通信vol.3を参照)に続き、今大会もブルークローバー・キャンペーンは会場内にブースを設けて参加選手を出迎え。前立腺がんやPSA検査について紹介した冊子やピンバッジを全選手に配布し、50歳以上からそのリスクが高まる前立腺がんの早期発見・適切治療の大切さを訴えました。
時おり、激しい雨にも見舞われたピッチ上ですが、天候を吹き飛ばすような熱のこもったプレーが随所に。4ブロックに分かれた予選ラウンドでは、どのピッチからも張りのある選手たちの声、さらにピッチ上の選手たちを叱咤激励するベンチからの声が飛び交います。
予選Aグループに登場した「FC大阪VIDA」のベンチ横からは、ピッチ上の吉田透さん(52歳)に熱心な声援を送る妻・真紀子さん、長女・愛可さん、次女・美香さんの姿が。
10歳からサッカーを始め、競技歴40年以上の透さんは、チームでは最終ラインを務めるDFであり、チームをまとめるキャプテンです。そんな透さんを「家では頼りがいのある夫(父親)ですが、ピッチ上でも格好いいですね」と話してくれた妻・真紀子さんをはじめとするご家族。真紀子さんはPSA検査もご存じとのことで「会社の健康診断項目に含まれているため、夫も多少は意識していたと思います」と話してくれます。一方の透さんも「食事は偏らないように主菜、副菜を意識して。エスカレーターではなく階段を使い、また時間を見つけてエアロバイクやランニングなどをこなしています」と、自身の健康のために、そして50歳を過ぎても第一線でプレーするアスリートとして、体調管理には気を配られている様子。PSA検査も「会社の健康診断で経験済み」であるとか。
体を張ったプレーもいとわない透さんの活躍もあり、FC大阪VIDAは初戦を完封勝ち。「素晴らしいチームメートに恵まれつつ、この年齢になっても、"熱くなれるもの"があることは、本当に幸せですね」と透さん。試合後の選手を祝福するチームメートの輪の横では、透さんの一番の「サポーター」であるご家族が、ひときわ大きな拍手を送っていました。
これからも末永く健康で、サッカーを楽しんでもらうために。ブルークローバー・キャンペーンは、全国のシニアサッカープレーヤーとそのご家族の、サポーターの一員であり続けます。