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冊子/リーフレット小線源療法の治療を受けた患者様インタビュー【4】

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3.放射性線源の永久留置ということで何か心配はありませんでしたか?

放射性物質(放射能)は土中にもあるし、放射線は空気中にもたくさんあるし、がんを殺すための治療用に放射能を埋め込むのだから全く不安はありませんでした。
<Aさん>

放射性物質は土中、放射線は空気中にある

ヨウ素125という放射性物質(放射能)から少しずつ放射線が出て、前立腺内のがんをたたいてしまうと理解しているので全く心配はしていません。<Bさん>

ヨウ素125から放射線が出て前立腺内のがんをたたいている様子

前立腺がんの治療に使われるヨウ素とその他のヨウ素についてコメントする先生ヨウ素について

放射線の出ないヨウ素

放射線の出ないヨウ素(海藻類)

  • 甲状腺ホルモンの合成のため、1日に0.2mg必要です。
  • 日本人は海藻類(昆布)を食べることで自然に摂取しています。
  • 他の物質と合成され、ポビドンヨードという消毒薬にもなります。

前立腺がんの治療に使われる放射線の出るヨウ素125

前立腺がんの治療に使われる放射線の出るヨウ素125は、人工的につくられます

  • 医療用に人工的につくられます。
  • 放出される放射線のエネルギーは非常に低量です。
  • 放射能が半分に減る時間(半減期)は約60日なので、360日後には放射能はほとんど残りません。

ヨウ素125の持つ放射能の減り方(今100の放射能があると仮定した場合)

時間 60日後 120日後 180日後 240日後 300日後 360日後
放射能 100 50 25 12.5 6.25 3.1 1.5

その他の医療用ヨウ素

医療用に使われる放射線の出るヨウ素

種類 エネルギー(γ線) 放射能 使用目的
ヨウ素131 364Kev 4~7GBq 甲状腺機能検査・甲状腺がん治療等
ヨウ素123 159Kev 3.7~7.4MBq 甲状腺機能検査・甲状腺疾患の診断等
ヨウ素125 35Kev 11.0~15.3MBq 前立腺がん治療

 

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