冊子／リーフレット小線源療法の治療を受けた患者様インタビュー【2】

1．この治療を受けたキッカケは何でしょうか？

以前の病院にて、前立腺全摘除術を受けることになっていましたが、手術を待っている期間に｢密封小線源｣が載っている本を見つけ、勉強しました。また、ちょうどテレビの番組でこの治療を紹介していたことも理解に役立ちました。この治療を以前の病院の先生に希望したところ、岩手医大附属病院を紹介されました。＜Ａさん＞

私は、おしっこの回数が増えたので気になり、近くの泌尿器科で検査を受けたところ四国がんセンターを紹介されました。検査の結果｢前立腺がん｣と分かり、主治医より治療法は１つではないことを教えていただき、各治療法をご説明いただきました。いただいた資料で勉強し自分でこの治療を選択しました。また、この小線源治療を既に受けた知人が近くにいて、色々話を聞けたことも幸いでした。＜Ｂさん＞

治療の動向

米国では早くから普及

1. 約30年以上前に開始、現在では一般的な手法。
2. 長期報告から治療効果は前立腺全摘除術と同等。

日本では2003年秋より開始

1. 公共への影響を最小限にする法的整備により2003年に治療開始。
2. 新聞・テレビ・雑誌等のマスコミにて頻繁に紹介。
3. 2017年12月までに118施設が経験し、合計40,000件以上の治療が実施。